知る人ぞ知る京都の節分風習「不思議大日色紙」のお話

京都

京都・節分の日に出会った「不思議大日色紙」のお話

2月3日は節分。
京都では各地の寺社で節分行事が行われ、

昔ながらの風習が今も大切に受け継がれています。

今日は、京都ならではの「知る人ぞ知る」少し不思議なお話をお届けします。

不思議大日色紙

もう10年以上前のこと。

主人からこんな話を聞きました。

「節分の日にお願い事を色紙に書くと、その願いが叶うらしい」

その不思議な色紙がいただけるのが、

京都・北区にある 神光院(じんこういん) というお寺。

節分の日だけ授与されるという「不思議大日色紙」です。

この神光院は、東寺・仁和寺と並ぶ

京都三弘法のひとつとして知られる真言宗の古刹。

静かな境内には弘法大師ゆかりの歴史が息づき、

古くから人々の信仰を集めてきました。

そこに伝わるのが「不思議大日如来」の図像。

大日如来は宇宙そのものを象徴する仏さまであり、

私たちを大きな慈悲で包み込んでくださる存在です。

神光院では、

「誰しも願いを持って生きている。

その願いに救いの道を開いてくださるのが大日如来である」

という教えのもと、この図像をもとにした

「不思議大日色紙」を謹製しています。

色紙の使い方

使い方はとてもシンプル。

色紙の裏に朱書きで願い事を心を込めて書き、目の届くところに飾るだけ。

そして願いが叶ったときには、神光院にお返しする

主人からこの話を聞いた年から、私たちは2月3日に神光院を訪れ、

新しい色紙を受け取り、前の年の色紙をお返しするようになりました。

正直、願いが叶った年もあれば、そうでない年もあります。

それでも不思議なことに、

毎日この大日如来さまの色紙を眺めていると、

「ただ願うだけではなく、今自分がやるべきことは何か」

「どんなふうに前に進むべきか」

そんなことを静かに思い起こさせてくれるのです。

落ち込んだ日には、色紙を眺めているだけで心が落ち着き、

自然と前向きな気持ちになれる。

いつの間にか私にとって、この色紙は単なる願掛けではなく、

一年を支えてくれる大切なお守りのような存在になっていました。

以前は仕事の成功や目標達成を願うことが多かったのですが、

最近ではもっぱら健康祈願が中心になりました。

年齢とともに、願いの内容も少しずつ変わっていくものですね(笑)

このお話を友人たちにも伝えたところ、

毎年神光院へ通うようになった人もいます。

まとめ

節分は、恵方巻を食べたり豆まきをするだけでなく、

一年の無事を祈り、自分自身と静かに向き合う大切な節目の日。

今年の節分はぜひ神光院を訪れ、

「不思議大日色紙」に願いを込めてみてはいかがでしょうか。

神光院

最後までお読みいただきありがとうございます。

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